早いほうが好きですか?広い方が快適ですか?
たまには、遅くても狭くても身体が喜ぶことがあります。
今回は女性ダンサー2人の身体で、デュエットとソロのパートを散りばめながら、置き去りにされやすいものの価値を見直していきます。
身体を差し出すと見えてくる光景。
ひとつひとつ手のひらで触れるように。
隅地茉歩 エメ スズキ
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プロフィール
隅地茉歩
[すみじ・まほ 振付家・ダンサー]
セレノグラフィカ代表。同志社大学大学院文学研究科修了。高校の国語教師として在職中にダンスと出会い、その後国内外でダンサーとしての研鑽を積む。
カンパニー結成後、振付家としてデュエット作品の創作を基軸に、ソロやグループの創作も手がけ、近年カンパニー外への作品提供も増えている。
繊細で大胆かつ不思議で愉快な作風と、緻密な身体操作によるワンダームーブメントが持ち味。ワークショップやアウトリーチのナビゲーターとしても、セミナーの講師としても定評があり依頼も多い。
TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD2005 にて、グランプリに当たる「次代を担う振付家賞」受賞。大阪国際大学、京都精華大学、天理医療大学非常勤講師。
セレノグラフィカ HP
エメ スズキ
[ダンサー]
1989年より舞台活動開始。ダンサーとして国内外で活動。2004年より、一般の人々と「ダンス」を通しての関係づくりにいそしみ、プロジェクト形式で公開するスタイルに移行。この12年間で、主に3つのプロジェクトを実施。特に2007年~の「+ちいさなこどもたち」プロジェクトでは、活動報告を兼ねた企画展(豊中市立市民ギャラリー特別企画・2017.2)にて、750名を動員するなど、「地域」「からだ」「表現」の結び場を開拓。現在、その結び場の拠点「からだのアトリエ バオバヴ」開設に向けて、企画を進行中。
「+ちいさなこどもたち」プロジェクト Brog